『竹の杖』が倉敷中央病院で採用されました
弊社take-de,シリーズを制作している『まび竹工房』より、
竹の杖製品を倉敷中央病院で利用していただけることとなりました。
2023年8月、公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院(岡山県倉敷市)の医療イノベーション推進室監修の元、
まび竹工房で製作した「竹製の杖」を病院に納品しました。
病院ではMRIという磁石の力を用いて検査をするところがありますが、
検査室内は強力な磁場となっているため金属類は持って入ることができません。
これまで、歩行時に杖が必要な方は、MRI検査室内の寝台までの移動時に杖を使うことができませんでした。
MRI検査に携わる診療放射線技師が、MRI検査室内においても使用可能な杖があったら良いなというニーズがあり、今回の製作に至りました。
まび竹工房で製作した「竹製の杖」は全ての部品が竹でできており金属類は一切使われていないため、MRI検査室内でも安心して使用することができます。
患者様が使用するため強度も重要ですが、しっかりとした強度試験も行い安心して使用できる杖が完成しました。
MRI検査室の6台の装置へ各1本配置していただいています。
利用者からは、杖をついたまま検査室内へ移動できるのでとても安心であるとの声をいただいていると聞いています。
真備の名産である竹で医療現場に貢献できたことを嬉しく思います。
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